寝る前のブログ

物忘れ対策日記

奥深きガンダムの世界

今週のお題「名作」

 

名作と言われると、いろいろありそうで決定的なものがなかなか思いつかない。

個人的に何度も見たり読んだりしている物を名作と言えるなら、1番の名作は(ファースト)ガンダムということになると思う。

ガンダムではありません

小学生の頃、自分はよく分からなかったのだが、少し年上のいとこが見ていたのが初回放送だったらしいと後に気づいた。

初回放送はほとんど見てなかったが、なぜか、再放送を繰り返し見ることになる。

再放送は頻繁にしていたので、見ている子どもが多かったのだと思う。

何度も見ているので、当然に次の場面で何が起きるのかは分かっている。

それでも、飽きずに見てしまう。

飽きなかったのは、自分自身の成長と共に、解釈が変わっていった事が一因ではないかと思う。

最初は、それまでのロボットアニメのように、正義(地球連邦)と悪(ジオン)で登場人物を分けていたと思うが、内容が理解できるようになってくると、単純な勧善懲悪ではないと分かってきた。

個人的名シーンの一つに、主人公(アムロ)が中立地帯で敵の将校(ランバ・ラル)と愛人?(ハモン)に遭遇するシーンがある。

少年兵のアムロに対するランバ・ラルの大人の対応が渋くてかっこ良いのだが、戦場以外で敵と遭遇しても戦闘にはならないというところに、なんとなくリアリティを感じた記憶がある。

ガンダムの特徴の一つが、登場人物の家庭の事情や、兵士の葛藤、戦争に翻弄される民間人をリアルに描いているところではないか。

子どもの頃は、ロボット(モビルスーツ等)の戦闘シーン以外はあまり面白いと思っていなかったような気がする。

歳を重ねるごとに、現実社会と重ねて見るようになり、別の意味で興味を引かれたのだと思う。

名シーンが沢山あり、語り尽くせないのでこの辺にしておきます。