山口・広島の旅もいよいよ最後の目的地である平和記念資料館にやってきた。
十数年ぶりに訪れたが、直線基調でシンプルなデザインの建物が厳粛な雰囲気を醸し出している。
その下に行列ができている。目を疑ったが、入場待ちの列が本館の下で端から端まで続いている。
新幹線の時間があるため、並ぶことを躊躇したが、今回の「研修」旅行のメインイベントだけに外せないので並ぶことにした。
並んでいる人を見ると半分以上というか大半が外国人に見える。
中に入ると、小学生等学生の団体もたくさんいる。
入れたのは良かったが、人が多すぎて展示が見れないところもあり残念だった。
特に世界中で紛争が起こっている今だからこそ、せっかく来てくれた外国人には核の恐ろしさや愚かさを、国に帰って伝えてほしいと思うのだが、人の頭しか見れない状況ではあまり期待ができない。
この混雑がいつまで続くかわからないが、心配しなくても、そんなことは一番わかっている広島市民が良い方法を考えてくれるに違いないと期待することにした。
なんとか見終えて新幹線には間に合ったが土産を買う時間が少なく、かろうじて買えたのがもみじ饅頭だった。間違いないのだが…間違いないどころか広島土産でこれ以外をもらった記憶がない。