世間は3連休、というか、当社も3連休であるが、自分は土曜日も本日も仕事をしている。
何も自分だけが忙しいわけではない。
特に、我が社は今の時期が繁忙期のため休んでいる場合かと心配になる。
以前は、1年単位の変形労働時間制を取っており、繁忙期の年度末は大方の土曜日が出勤日となっていたが、今は全て休みである。
世の習わしで完全週休2日制となったが、釈然としない。
いわゆる「働かないおじさん」という人たちが存在するが、自分が原因で作業が大幅に遅れたのに、外注にまくって自分はしっかり休んでいる。それがその部署の部門長であるから、ほんとに嫌になる。
遅れた原因は、どうやってするのかわからないから放置していたというから、ゆとり世代に負けてない。50代半ばであるが…
そんなこんなで、静かな事務所で仕事がはかどり昼が近づいてきたので、メシを買いに行くことにした。
会社から3番目に近いスーパーに行った。1番2番より少し時間がかかるので平日は避けているが、逆に休日出勤の楽しみとなっている。
島状の弁当売り場に近づき一番最初に目に飛び込んできたのは、のり弁であった。
のり弁定番の魚のフライが乗っているが、それ以外のおかずが妙に多い。
のり弁は本来、のりが敷き詰められたご飯がメインで、白身魚のフライやちくわ天などが脇を固める他の弁当より量も控えめ、値段も控えめな財布が寂しいときの強い味方である。
しかしながらこののり弁は、他の標準的な弁当並かそれ以上の堂々たるボリュームで値段も普通である。いや、内容からするとコストパフォーマンスはかなり良いと言える。
かなり惹かれたが、一応他の弁当を確認するため島の周りを2周した。
2周したが、こののり弁の魅力を超えるものが無かった。あったかもしれないが頭の中がのり弁一色になっており、他の弁当が目に入らなかったのかもしれない。
結局、のり弁を買って会社に戻って食べたが、もちろんうまかった。
