寝る前のブログ

物忘れ対策日記

店名入りレジ袋にモヤモヤする件

数年前に、それまで買い物をすると自動的に付いてきたレジ袋の受取が選択制になり、受け取ると別途お金を払わないといけない事になった。悪名高いレジ袋有料化である。

自動的に付いてきた時は、無料ではなく、商品の価格に袋代が含まれていたはずである。現に、制度導入直前に、レジ袋を断るとポイント等で還元をする店があった。

よって、受取を選択制にするのであれば、受け取らないときに商品を値引きすべきだと考える。値引きしたうえで、袋を1枚単位で販売すればよいだけだ。

経済産業省のWEBサイトには、レジ袋有料化の目的について「普段何気なくもらっているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えていただき、私たちのライフスタイルを見直すきっかけとすること」と上から目線で書かれている。

多くのレジ袋は、商品を持って帰るのに使うだけでなく、その後はゴミの処理などに使い回されるのではないか。レジ袋がなければ、変わりのプラスチック製袋を購入して使うだけで、ライフスタイルは変わらないのではないか。

更におかしいのは、紙袋はレジ袋有料化の対象ではないのに、便乗して有料化した店があることだ。結局、環境負荷を減らす目的は口実で、国主導で一斉に値上げしただけの官製カルテルではないのか。

そして、最も納得いかないのが、有料のレジ袋に店名や店のキャラクターをでかでかと描いてある店である。なぜ客がお金を出して店の宣伝をしなくてはいけないのか、甚だ理解に苦しむのである。

写真はイメージです